明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第235回 忙しい都心の静かな空間 豊かさを感じさせる東京駅前 西川美波 不動産学部4年
住宅新報 2018年5月22日 号 4面
【学生の目】
就職活動の本格化に伴って東京駅をよく利用するようになった。個性が際立つ赤レンガの駅舎を通るにつれて、個性的な建物の由来について好奇心が高まった。新橋と横浜の間に日本で鉄道が初めて開通したのは1872(明治5)年で、東京駅に延伸したのは1914(大正3)年である。今は日本の中心だが、開設は意外に遅い。
初代東京駅を設計したのは辰野金吾だ。英国出身の建築家で「お雇い外国人」として来日し、明治政府関連の建物を手掛けたジョサイア・コンドルのもとで修行し、日本銀行本店などを設計した建築家である。辰野は、レンガや石造りの建物が立ち並ぶ丸の内を意識して、赤レンガの東京駅を設計した。























