スルガ銀行、改ざん認める シェアハウス融資 社員相当数が認識
住宅新報 2018年5月22日 号 3面
スマートデイズがシェアハウスオーナーに対し賃料支払いを中止したことに端を発するシェアハウス関連融資の問題について、スルガ銀行(静岡県沼津市、米山明広社長)は5月15日、同行の社員らが審査書類の改ざんなどの不正に関わっていたことを認め、第三者委員会を設置して、事案の徹底調査と原因の究明を行うと発表した。
スマートデイズが運営するシェアハウス「かぼちゃの馬車」では、不動産仲介業者などがオーナーになろうとする会社員に対し、自己資金ゼロで投資できると勧誘していたが、スルガ銀行の内部基準では自己資金1割となっている。この融資基準を満たすため、物件価格を水増しして虚偽の売買契約書を作成し、自己資金分を上乗せしたり、オーナーの預金残高を水増しするなどの不正行為が行われていたが、このことを相当数の社員が認識していた。
これにより、シェアハウス1棟につき約1億円の融資がなされ、18年3月末現在で、同行からシェアハウス関連融資を受けている顧客は1258人、融資残高は2035億円にも上る(スマートデイズ以外のシェアハウス融資も含む)。また、中には高金利のフリーローンを「融資の条件」としてセット販売する事例もあった。






















