一般財団法人日本不動産研究所(49) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 熊本県八代市・工業港が外国人観光客の玄関口に 国際船拠点形成計画で施設整備進む 言語など受け入れ態勢鍵に
住宅新報 2018年5月1日 号 12面
連載: 全国市街地の変遷
アジア圏の団体客
先日、いつものように昔ながらの喫茶店にランチで入店すると、聞き慣れないアジア圏の外国語が飛び交っていた。熊本城に近い場所で、日本人の観光客はたまに見るが、アジア圏、それも団体の観光客は珍しかった。熊本地震以降ほとんど見なくなった外国人観光客が、また増えつつあると実感した。
熊本県に、人口約13万人の八代市という熊本市に次ぐ第二の都市がある。九州の中央部に位置し、メルシャン、日本製紙などの大規模工場がある工業都市として発展し、その重要な産業を支える港湾として八代港がある。八代港は、戦後の1948年から国の直轄事業として整備され、外港、内港などで構成される熊本県を代表する港となり、物資輸送が大きな役割を占めているが、海上出入貨物はほぼ横ばいで推移している。























