明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第228回 溶け合う空間 浦安は「街づくりの実験場」 武田亜輝士 不動産学部4年
住宅新報 2018年4月3日 号 4面
【学生の目】
3月の大学は春休みだ。学期中と異なり、のんびりした気分で大学周辺を散歩していると、いつも「あるな」くらいの意識しかない普通の景色が、不思議な空間に思えた(写真)。寒さを助長するため冬は目も向けない噴水が、水ぬるむ季節になって新鮮に映ることは否定できない。しかし、噴水の不思議はそれだけではない。
埋立地の浦安には山も農地もなければ、河原もない。しかし、噴水のある新浦安では、自然を強く感じる。まず、水だ。東京湾に突き出た埋立地で海岸線はすぐそこだ。次に、緑だ。シンボルロードには照葉樹が力強く茂る。そして、空だ。電線が地中化され空を遮るものがない。さらに、太陽だ。海風が吹いて空気のよどみがなく、太陽の光が強烈だ。























