18年度・新卒入社 超売り手市場 内定辞退に悩む企業 採用早期化、長期化へ
住宅新報 2018年4月3日 号 1面
18年度の採用では、17年度と同様、日本経済団体連合会(経団連)が企業による新規大学卒業生の採用選考の開始時期を6月とした。3月1日から会社説明会を開始、3カ月後から選考開始となり、10月1日の内定まで4カ月と余裕を持ったスケジュールとなった。しかし、実際には採用は早まっており、現在行われている19年度採用も18年度と同じスケジュールなのだが、「既に内々定が出ている」(ある企業の人事部)状況で、まれに見る「超売り手」市場となっている。
このため、内定辞退者が続出しており、「例年より内定辞退者が増えた。売り手市場で、かつ就職活動の早期化の状況下においては、経団連の倫理憲章を順守する範囲で、3月以前も多角的に学生にアプローチすることで、より一層優秀な人材の獲得を目指す」(大手ディベロッパー人事部)という声もある。
実際に各社とも優秀な学生の獲得に四苦八苦しているようで、18年度の採用で予定人員を確保できなかった企業でも、19年度の採用計画は減らすとしているところがある。「売り手市場が過熱しており、取りたい気持ちはあるが、数を確保するより質を確保したい」(ある企業の人事部)と、採用確保に悩んでいることがうかがえる。























