地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 (34) シリーズ体験ツアーでエリアの魅力を訴求する(2) 日本の現代建築の集積地 原宿、銀座を歩く
住宅新報 2018年2月20日 号 3面

中銀カプセルタワーには世界各国から見学に来る
表参道界隈は集積地
「Show・Case」という現代建築を専門とする通訳案内士のユニットがある。通訳案内士は、個人で活動されている方が多く、旅行会社から外部委託されるケースが一般的。一方、Show・Caseの場合は、建築好きが集まり、直接外国人旅行者から建築ツアーのガイドを依頼される。それは、前回のコラムで言及したように、インターネットのプラットホームが発達し、旅行会社を介さないで直接個人同士がつながり、ガイドを頼めるようになったのが背景にある。
Show・Caseは15年にスタートし、現在メンバーは、約10人がいる。立ち上げ時から続くモデルプランは、原宿表参道を通り南青山に抜けるコースだ。丹下健三の「国立競技場」、妹島和代+西澤立衛の「Dior」、安藤忠雄の「表参道ヒルズ」、伊東豊雄の「Tods」、隈研吾の「サニーヒルズ」など、日本を代表する建築を見学。他にもこの界隈には、数え切れないほど現代名建築が存在し、全部回ると丸一日かかる。それを約4時間のコースにまとめている。






















