明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第219回 街の個性を守る 板橋・常盤台のプロムナード
住宅新報 2018年1月30日 号 4面
【学生の目】
街を歩くと道路が新しく整備されて生まれ変わり、昔ながらの風景が失われる場所が多いという印象がある私は、古い街並みが残る板橋区常盤台を訪れた。そこで目に留まったのは楕円状の街路「プロムナード」である。他の街にはなく、常盤台のシンボルともいえるプロムナードが独特の街並みを演出するとともに、プロムナードの中央部に連続する緑と呼応するように、街のさまざまな場所に緑を望むことができる(写真)。
プロムナード中央の植栽帯には、ツツジ、プラタナス、トチノキなどが植えられている。片側1車線の道路に中央分離帯のような植栽帯があることは一般的でなく、歴史的な遺産の一つである。曲線状のプロムナードは、もともと遊歩道として計画されたもので、景観の変化を楽しむことができ、車がスピードを落とす効果があるなど、歩行者にやさしく、楽しく歩くことができる。一方、道路沿いの居住者にはよい点ばかりではない。























