地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ日本の「聖地」は外国人をも魅了(3) 宿坊自体が文化体験、高野山に外国人が
住宅新報 2018年1月30日 号 3面

外国人に人気の奥の院には供養塔が並び、更に奥に御廟がある
宿坊人気が続く
4年前、高野山の宿坊に泊まった際、隣はフランスからのファミリーが同宿されていて、トイレや朝の勤行体験で顔を合わせた。当時から、外国人旅行者の宿坊での滞在が増え始め、その後、更に増加しているようだ。高野山宿坊協会によると、高野山に52ある宿坊に泊まった外国人は13年に約1万9000人だったが、16年には約5万6000人に増加している。圧倒的に欧米人に人気だという。
宿坊での宿泊は、高野山の歴史・文化に触れる文化体験となっていることが魅力なのだろう。畳の部屋、美しい襖絵、歴史を感じる調度品。精進料理によるもてなし。ある宿坊では、毎朝6時から7時15分まで朝の勤行を行っていて、般若心経を一緒に唱える。護摩を焚く宿坊もある。どれもホテルでは経験できない。






















