戸建て中古住宅の買取再販実績でトップを走る。5~30万人規模の地方都市を中心に展開し、17年3月期の仕入れ戸数はグループ合計4678戸、販売戸数は同4402戸で、売上高は連結618億円に上る。18年3月期も順調に推移し、二桁上昇の680億円が射程圏内に入った。
成長の3要因は「仕入れの安定」「人材育成」、そして「協力会社との連携強化」だという。特に仕入れは同社前身の「やすらぎ」時代に9割を占めた競売から、空き家買い取りにシフト。「年60万戸ずつ増加し、足元にも820万戸のストックがあるとされる空き家。築30~40年の空き家は仲介業者がそのまま流通させることは難しく、当社の出番だ」と新井社長は笑う。
コンサル会社を経て、米国へMBA留学。帰国後はリクルートで住宅営業を8年勤めた。12年、業績低迷から再生を目指す「やすらぎ」の新社長に就任。結婚後25年暮らす築約90年の住まいも中古住宅に関わる原動力だ。「日本の住宅はメンテナンスをすれば長く住める。新築指向な慣習を変えたいという思いもある」。























