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スタンダード会員限定ひと 空き家活用、地域に価値足す 中古戸建ての買取再販が好調東証一部に上場したカチタス社長新井健資さん

住宅新報 2018年1月30日 号 2面

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新井健資さん

新井健資さん

 戸建て中古住宅の買取再販実績でトップを走る。5~30万人規模の地方都市を中心に展開し、17年3月期の仕入れ戸数はグループ合計4678戸、販売戸数は同4402戸で、売上高は連結618億円に上る。18年3月期も順調に推移し、二桁上昇の680億円が射程圏内に入った。

 成長の3要因は「仕入れの安定」「人材育成」、そして「協力会社との連携強化」だという。特に仕入れは同社前身の「やすらぎ」時代に9割を占めた競売から、空き家買い取りにシフト。「年60万戸ずつ増加し、足元にも820万戸のストックがあるとされる空き家。築30~40年の空き家は仲介業者がそのまま流通させることは難しく、当社の出番だ」と新井社長は笑う。

 コンサル会社を経て、米国へMBA留学。帰国後はリクルートで住宅営業を8年勤めた。12年、業績低迷から再生を目指す「やすらぎ」の新社長に就任。結婚後25年暮らす築約90年の住まいも中古住宅に関わる原動力だ。「日本の住宅はメンテナンスをすれば長く住める。新築指向な慣習を変えたいという思いもある」。

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