地域が変わるインバウンド 交流人口増加がもたらす恩恵 シリーズ民泊・簡易宿所がもたらすインパクト(6) 瀬戸内の景観目当てに外国人が寄り道
住宅新報 2017年12月26日 号 3面

エアロハウスの室内の木の雰囲気もクールで評判が良い
無名の観光地に外国人
香川県の西の端にある三豊市を訪ねた。美しい瀬戸内が目の前に広がっているほかは、メジャーな観光資源がないエリアだ。たまたま知り合いの建築家が手掛けた宿がそこに昨年誕生し、それがなければ素通りしてしまうだろう。実際、宿泊施設がほとんどなく、観光客が立ち寄るルートではなかったのだ。ところが、その宿は稼働率が高く、海外からも多くの旅行者がやってくる。素泊まり一泊が2万円を超え、決して安いわけではないのだが…。
宿の名前は、「燧(ひうち)」といって、瀬戸内に突き出た岬の小高い丘にある。一部屋だけの簡易宿所で、当然、一晩、一組しか泊まれない。エアビーアンドビーという民泊のマッチングサイトに登録されていて、外国人の予約はここからがほとんどだ。






















