鑑定士協連レター シンガポールの不動産 日本との違いは大きく二つ
住宅新報 2017年12月5日 号 8面
シンガポール(正式名称=シンガポール共和国)は、東京23区の約1.1倍サイズの小さな島でできた多民族国家であり、東南アジアの重要性が高まる中で、政治が安定し、公用語が英語で、自然災害が少なく、「ビジネスハブ」として世界的にも高く評価されている。
シンガポールの不動産について日本と違いを感じる点が大きく2つある。まず賃借権(期限があること)に対する考え方が違う点。シンガポールは英米法の流れを受け、土地はそもそも国のもので、国は個人・企業に対して不動産権(Estate)を付与、この内のLeasehold Estateと呼ばれる権利が取引対象である。賃借期間は99年が多いがまちまちで、地区や用途によっては30年というものもある。
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