知って得する建物の豆知識 225 斫りと叩き ワイルドな仕上げが魅力
住宅新報 2017年11月21日 号 8面

ルドルフ斫(はつ)りと叩き
石材やコンクリート打放し仕上げの表面に、質感を付けるさまざまな方法があります。この加工方法の基本になるのが「斫り(はつり)」と「叩き」です。斫りとは木工用のノミに似た鏨(たがね)を使ってコンクリートの表面を荒らす方法です。鏨のサイズや荒らす程度によって陰影の深さや濃度が変わるため、多くの表現が可能です。
斫りとして有名なのは「ルドルフ斫り」です。アメリカの建築家ポール・ルドルフが盛んに使用したことで広まり、日本でも多くの事例があります。ルドルフ斫りは型枠でコンクリート表面に大きな溝状の凹凸を付け、その出っ張った鼻先だけを鏨で斫る方法です。これによって表面は柔らかく、溝部には強い陰影が出るため独特の奥行き感のある仕上がりになります。
スリップ防止効果も






















