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スタンダード会員限定ひと 未来へ良質なストックを残す UR都市機構の住宅経営部長に就任した田島満信さん

住宅新報 2017年10月3日 号 2面

連載: ひと

総合
田島満信さん

田島満信さん

 1618団地で73万7000戸を抱えるUR賃貸の的確な運営に、この7月から本社の住宅経営部長として取り組んでいる。東日本賃貸住宅本部住宅経営部長などを歴任してきた。

 大規模な物件が多く、古いというデメリットを抱えながらも居住者は130万人を超える。安心して住める的確な運営のためにも、ストックの良質化とセーフティネットの充実に努める。「安全・安心・快適な環境づくりのために、管理水準の維持に努める。URならではの管理を的確に進めていく。16年度で入居者の60歳以上が25%を占めることもあり、住環境の整備にも力を注ぎたい」と語る。「礼金、仲介料、更新料、保証人なし」というURの強みも生かして、入居者の獲得にも取り組む意向だ。

 住環境整備のためにも、新たに地域医療福祉拠点やネクストコミュニティの推進にも取り組む。「小規模施設を団地に誘致し、見守りサービスなども充実させ、熟年層を積極的に取り込む。また、地域のお祭りを支援し、子育てイベントなども開くことによって、周辺コミュニティを育てていかなければならない」と、まちづくりの貢献にも力を注いでいく。将来に向けて良質なストックを残していくことが必要だからこそ、「中長期的な課題こそが、常に必要なのだ」と語る。

 「前例のない道を、これから進んでいくには、チャレンジ精神を持っていなければならない」と自他ともに厳しい目を向ける。これまでURにできなかったのは「人をしっかりと育てることは得意だが、それを組織の力として、果たして活用できていたのか」。現場でしっかりと人材を育み、風通しをよくしながら、組織に蓄えていくことが、これからの課題の一つだ。

 モットーは「積極的に生きる」。両親から社会人になるときに贈られた言葉だ。「いつも石橋をたたいて渡る憶病を見抜かれていた」と語る。   

       (下澤一人)

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