一般財団法人日本不動産研究所(19) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 岐阜県飛騨市神岡町・地域再生へ2つの施策 古いものを生かし新しいものを取り入れる 宇宙最先端科学研究のまち
住宅新報 2017年9月26日 号 12面
連載: 全国市街地の変遷
岐阜県の最北東端に位置する飛騨市神岡町は総面積312平方キロ、人口9000人ほどで、富山県と高山市を結ぶ交通要衝にある。周囲は標高3000メートルを超える北アルプスや飛騨山脈など峰々に囲まれ、神通川の支流である高原川が南北に貫通する自然に恵まれた地域である。
神岡町は1874年頃から約130年間にわたり、鉱山事業を中心として鉱山城下町が形成されていた。1960年には鉱山の総採掘量が7500万トンに及び「東洋一の鉱山」と称され、町内の人口が2.7万人に達するほど大きく栄え発展した。























