寄稿 定期借家とDIY型賃貸借 空き家対策の処方箋は(下) 日大理工学研究所客員研究員沖野元
住宅新報 2017年9月19日 号 3面

沖野元氏
DIYリフォームアドバイザーとは、自ら住まいの再生、補修、維持、管理を行うための基礎知識とDIYスキルを身に付け、そのニーズのあるところにアドバイスできる人材を育成することを目的としている。これは先述した国土交通省が推進するDIY型賃貸借の普及と連動した資格制度であり、空き家の再生と共に普及が望まれる。これから全国各地でDIYリフォームアドバイザー資格認定講座が開催されるとのことなので、注目したい。これは筆者が感じたもう一つの光明である。
相性がいい
広島定借機構の金堀理事長との会話で、DIY型賃貸借によって活用された空き家は当然、定期借家契約で契約するのが望ましいという部分で意見が一致した。これは国土交通省のガイドブックにも記載があるが、DIY型賃貸借の場合、借主負担でのDIYリフォームとなり、貸主は原状回復を免除するというのが基本である。借主が数十万円から、場合によっては百万円を超えるDIYリフォームを行っておきながら、一般によくある2年の賃貸借契約ではバランスが良くない。






















