国際案件 川上段階から参画を 奈良平博史・新国交審議官
住宅新報 2017年9月12日 号 3面

良平博史・新国交審議官
国土交通省で国際関係を統括する国土交通審議官にこのほど就任した奈良平博史氏が建設・不動産専門紙の共同インタビューに応じた。
奈良平国交審は国際案件の現状について、海外のインフラに係るものなど重要プロジェクトが目白押しであるとし、「相手国の状況を踏まえながら、総論ではなく個別の各論で成果を出していくことが重要だ」と述べた。
また、現在、世界各国におけるインフラプロジェクトにおいて受注競争が熾烈化していることを挙げ、日本の強みとして、人材育成や技術支援を例示し、「相手国が自ら、適切にインフラの維持管理・運用できるようにするのが我が国の強みであり、更に強化していくことが重要だ」とした。
また、日本の弱点として、事業実施可能性調査開始から着工まで5年程度を要している案件が多い現状を踏まえ、「スピード面での取り組みが大事」とし、「重要案件であれば、相手国からの要請時から動く、川上段階から参画することで、スピードを上げていきたい」とした。
更に、建設・流通分野へのメッセージとして、今後の課題をピックアップ。グローバル社会に対応した企業体質への変革、多様化するビジネスモデルへの対応を挙げ、「積極的に企業環境を支援していく」と述べた。


























