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プレミアム会員限定知って得する建物の豆知識 215 ARとVR 不動産になじむ機能 三次元で顧客にアピール

住宅新報 2017年6月27日 号 10面

連載: 知って得する建物の豆知識

総合
IKEAのアプリ例

IKEAのアプリ例

 最近、ネットなどでよく見る言葉にARとVRがあります。ARはAugmented Realityの略で、Augmentは拡張、増強するという意味。一般的には「拡張現実」といいます。VRの方はVirtual Realityの略で、「仮想現実」と呼ばれ、最新の3D技術を使って現実とは全く異なる仮想空間体験ができるシステムです。

 ARの実例としては一時話題になった「ポケモンGO」が分かりやすいと思います。現実の場所にスマホなどをかざすと、その現実画面の中に様々なキャラクターが現れ、それを捕獲するゲームです。この現実画面の中にCGをはめ込んで、見る人の位置情報やアクションを反映させるのがARの基本的な技術です。カーナビなどでも地図上で右折左折を指示するのではなく、ダッシュボード上にセットしたスマホの現実画面の中に進行すべき方向の矢印などを表示するタイプのアプリがありますが、これもARの応用です。

 VRは、いわば閉じた空間ですが、ARは現実空間に仮想空間をオーバーラップさせるシステムです。VRは閉じた空間であるがゆえに、表示されるオブジェクトはすべてが三次元データを持っており、この空間を移動する表現を行うには秒間30~60フレームで再描画するため、膨大なデータとマシンパワーを必要とします。ARでは少数のオブジェクトを現実画像の中にはめ込むため、データ量は少なく、VRほどのパワーを必要としません。

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