一般財団法人日本不動産研究所(6) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 岡山市岡山駅周辺を核に再生事業進む 新幹線延伸と駅南区画整理が大きな契機 発展し続ける街へ基盤づくり
住宅新報 2017年6月20日 号 24面
連載: 全国市街地の変遷
戦災復興の名残も
岡山市は岡山城下町、明治から戦前、戦後から現在と3つの時代を経て今日に至る。
1945年6月29日、大空襲によって市街地の大部分が消失し、戦災復興によって新たな街として蘇った。その特徴的な名残として、当地で今も呼ばれている「衛生道路」なる通路が市街地の各ブロックに丹念に敷設され残っている。今日では、幅約1.5メートルで建築基準法上の道路とはなり得ず通路としての機能しかない。これは何のことはない生活上に必須である「肥桶」担ぎの通路だったもので、下水道整備の考えがなかった時代の名残である。























