一般財団法人日本不動産研究所(4) 全国市街地の変遷 ――昭和の記憶から次代へ 山口県下関市関門〝ノスタルジック〟海峡の駅 近代化と唐戸・下関駅、新下関駅の移り変わり 遺産認定で新たな発展の芽
住宅新報 2017年6月6日 号 12面
連載: 全国市街地の変遷
本州最南西端に位置する下関市は人口27万人の山口県最大の都市である。
門司との海底トンネル
下関市は太古の昔から大陸との関係が深く、関釜フェリーなどの発着所もある。交通機関の変遷を見ると、1954年山陽電気軌道(路面電車)が、彦島口-下関駅-唐戸(下関港)-長府駅、唐戸(下関港)-東駅-幡生の全線で開通した。線路上の置き石が潰されるのを見た記憶があるが、71年には全線廃止された。これに対してJR線は58年の関門国道トンネル開通より早い41年に関門鉄道海底トンネルが開通し、下関駅から山陽本線下りで福岡県北九州市門司駅、上りは幡生駅を経て新下関駅・長府駅へ、山陰本線では綾羅木駅へと連絡する。























