喫茶店を営んでいた30代後半、突然の病で生活が一変した。手術と退院を繰り返し40歳、偶然就職できたのが不動産の営業職。業界未経験ながら、電話営業を中心に新築物件を販売し半年ほどでトップセールスに。3年で起業を決意し00年2月、収益不動産の売買仲介・賃貸管理を手掛ける(株)リッチロード(東京都新宿区)を立ち上げた(7面に関連記事)。
「病気をしても生活の保障はない」。自らの切実な思いが投資不動産へ駆り立てた。「安定した家賃収入を生む投資不動産は自営者にとってのセーフティネット。家賃収入の必要を危機感で煽る〝押し〟の営業をしなくても需要は高まる」。得意の電話営業を封印し普及前のインターネットに目をつけた。
東京圏への通勤時間など1都3県を中心に物件を選んだ。徹底したのは正確性と情報開示。ホームページに掲載する物件は住所末尾まで掲載し、ユーザーが自由に現地訪問できる形を目指した。年10回の無料セミナーや月会報の反響が実を結び、会員登録する投資家は16年に1万人を突破。リピート率は70%を超え、年500人以上がセミナーに参加するほどに。























