一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第47回> 青森県弘前市・文化都市としての魅力向上へ 弘前城改修も観光に 6月にはプロ野球公式戦誘致
住宅新報 2017年5月2日 号 14面
桜名所100選の公園
弘前市は青森県南西部に位置する人口約17万5千人の市である。弘前藩の城下町で、津軽地方の政治・経済の中心地として繁栄し、明治22(1889)年に県下で最初に市制を施行した。戦後は、弘前城をはじめとする数々の文化遺産や自然環境を土台とした文化都市として発展を続けている。06年に旧岩木町、旧相馬村と合併し、総面積524.20平方キロメートルの現在の市域となった。弘前城の敷地は、桜名所100選にも選定される弘前公園となっている。
弘前城では現在、本丸石垣修理事業が行われている。弘前城天守が本丸の内側へ約70メートル移動したため、下乗橋と弘前城天守閣のコラボレーションは、天守閣が元の位置に戻る21年まで見ることはできない。しかし、天守閣の移動した15年には「曳屋(ひきや)ウィーク」と称して市民や観光客が、実際に天守を載せた作業台に取り付けたロープを引く曳屋体験を行うなど、天守閣の曳屋工事をイベント化し、大いに盛り上がった。























