ベンチャー系企業が台頭 ――ICT、不動産テックで本領発揮―― 大手流通会社と連携、提携も 開発スピード加速
住宅新報 2017年4月25日 号 1面

「いえーる」が運営している口コミサイト。店舗の特徴が分かるアイコンが店選びの重要なポイント
Speee(東京都港区)が14年1月から運用している「イエウール」。売却を検討している不動産オーナーと、不動産仲介会社をマッチングする、不動産一括査定のWebサービスだ。不動産の査定は、提携している不動産仲介会社などが行い、「イエウール」を使うと、最大6社の査定結果を提供する。現在、提携している不動産仲介会社は1500社以上。センチュリー21・ジャパン、住友林業ホームサービス、近鉄不動産など大手不動産会社から、地元密着型の不動産仲介会社まで幅広く網羅しており、売却を検討しているオーナーの細かな要望などにも的確に応える体制を取っている。
いえーる(東京都渋谷区)が運用している「いえーるコンシェル」は不動産会社の口コミサイト。同社の窪田社長は、「物件そのものを表示する不動産ポータルサイトはいっぱいあるが、一般消費者は物件の良しあしが分からないのが実情だ。そこで、不動産のことは信頼できるプロに聞くのが一番、ということで、不動産屋さんを紹介するサイト、信頼度を見える化するサイトを作った」と話す。消費者の悩みを解決でき、相談できる気がおけない友人のような存在である不動産会社を紹介する。
ietty(東京都渋谷区)はオンライン接客型不動産仲介会社。賃貸仲介におけるオンラインチャット接客システムを実現した。チャットで専門スタッフとやり取りをして物件を探してもらうというサービス。利用料金はかからない。他社物件でも、物件のURLを送信すれば紹介が可能。3月にセンチュリー21・ジャパンと業務・資本提携を締結。C21では、同システムと運用ノウハウをC21が行う不動産流通事業全体へ適用するなどの施策を進めるとしている。






















