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プレミアム会員限定知って得する建物の豆知識 209 雨垂れ 物件に暗い印象 専門業者への依頼は「アイミツ」必須

住宅新報 2017年4月4日 号 7面

連載: 知って得する建物の豆知識

総合
窓周りの雨垂れ汚れ

窓周りの雨垂れ汚れ

 中古マンションや中古戸建て住宅を販売するときに気になるのが外壁の汚れです。黒ずんだ雨垂れには大小や濃淡があるので、物件が暗い印象になってしまいます。外壁が全面的にムラなく汚れればよいのですが、窓周りやフード、ダクト周り、手すりの支持部などに縦の筋状の雨垂れ汚れが発生します。また、雨水の流れやすい特定のルート=雨道には水分が滞留するため、カビ、苔、藻などが発生することがあります。

 空気中には目に見えないPM2.5のような微粒子が多数漂っており、風雨によって外壁表面に付着します。付着した汚れは、外壁を流れる雨によって洗い流されると同時に、雨道に再付着して縞模様を発生させます。砂埃りや塵埃のたまりやすいサッシの下端やフードの上部から流れる雨水は特に濃い汚れを発生させます。サッシの下端に特別な水切り金物を取り付けて、汚れを防止する方法もありますが効果は限定的です。

 いったん雨垂れなどで汚れた外壁は何らかの方法で清掃する必要があります。最も簡便な方法はホームセンターなどで売っている外壁用洗剤か中性洗剤を希釈してスポンジやブラシで汚れを落とす方法です。外壁がサイディング材などの場合、強くこすると塗装が剥落することがあるので、見えない部分などでテストしておきます。この方法でもかなり汚れは落ちますが、サッシ周りなどはコーキング材が多く使われているため、含まれる可塑剤の油分が汚れを発生させていることもあって、一筋縄ではいかないこともあります。

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