明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第176回 先駆的な住宅地のいま 熊崎瞬 不動産学部4年 美しい街並みを損なうもの
住宅新報 2017年3月21日 号 4面
【学生の目】
ゼミの課外活動で千葉県勝浦市にある別荘地を訪れた。標高約25~125メートルの丘陵地に位置し、周囲は森に囲まれていた。その先には海を眺めることができ、都内では見ることのできない眺望である。房総半島の南部にある勝浦市は太平洋に面し、黒潮の影響を受けて夏は涼しく、冬は暖かい気候が特徴である。実際に冬の12月に訪れたが、厚手の上着が不要なほど暖かく、日当たりに加えて海の風が程よく、心地のよい場所だった。
街並みを観察すると、主要道路を中心にヤシの木が植えられ、街の中心には人工湖が設けられていた。戸建て住宅の庭はいずれもオープン外構で、敷地内は緑で覆われ、異国情緒が漂う美しい景観が連続していた。























