働き方・新発見 どうなるサラリーマン (上) 自分の世界を開くには
住宅新報 2017年2月14日 号 1面

副業の必要性を感じている理由
長寿社会で「老後」が長くなった。年金不安もある今、働き盛りの30~40代のサラリーマンにとって、従来のような「定年まで勤め上げ、その後は退職金と年金で穏やかな暮らし」という未来図は描きにくい。一方で、雇用する側も終身雇用(定年制)などのように年齢で区切る制度は時代に合わないと感じている。では30~40代の現役世代は、そうした将来を見据えたとき、働き方をどう見つけていくべきなのか。
厚生労働省の有識者懇談会が昨年8月に公表した報告書「働き方の未来2035~一人ひとりが輝くために~」には、次のような趣旨の記載がある。
「2035年の企業は、極端にいえばミッションや目的が明確なプロジェクトの塊となり、多くの人はプロジェクトの期間はその企業に所属し、終了すると別の企業に所属するという形で人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく」「企業がプロジェクト型の組織になるにつれて、働く側も自分の希望とニーズに応じて働くプロジェクトを選択することになる。……複数の会社の複数のプロジェクトに同時に従事するというケースも多く出てくるだろう」


























