明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第170回 住宅街の二段式カーポート 順法性に関する幾つかの問題
住宅新報 2017年2月7日 号 4面
【学生の目】
家ごとに生垣があり、屋根の勾配にも統一性がある、お洒落な高級住宅街を歩いていると、二段式カーポートの家があった。カーポートの屋根は越境しそうなほど敷地いっぱいで、車の底を下から見上げる点もほかの家では見られない、不思議な光景である(写真)。
独特の景観の二段式カーポートを不動産学の知識で整理すると、第1に、建ぺい率の問題がある。四隅に支柱があり屋根もあるから、建築面積に入ると思われる。第一種低層住居専用地域で建ぺい率は50%に制限されるが、建ぺい率の順法性は確保できているのか。























