一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第30回> 富山県高岡市・旧市街地で始動した活性化事業 新幹線開業で危機感 3セク化で特急廃止
住宅新報 2017年1月3日 号 16面
高岡市は富山県北西部に位置する人口約17.5万人の県内第2の都市である。古くは万葉集の歌人として知られる大伴家持が国司として赴任した越中国府が置かれ、また江戸時代には加賀藩2代藩主である前田利長により城下町が開かれるなどしたことから、高岡市には富山市にない歴史的な重みが感じられる。
シャッター街の様相
中心商業地は高岡駅の北側で末広町、高の宮通り、御旅屋通りなどからなる商店街である。中でも駅前から北西方に延びる県道沿いの末広町商店街と、地元百貨店を核とする御旅屋通り商店街が、買回り品を中心とした品そろえで栄えてきた。しかし、近年は車社会から大型ショッピングセンターや量販店に客足が流れているため、駐車場の整備が不十分な中心商店街を訪れる買物客は少なく往年の面影はほとんど感じられない。























