一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第29回> 石川県川北町・企業誘致の成果で子育て環境 定住促進へ各種施策 転入者で人口も増加傾向
住宅新報 2016年12月20日 号 12面
農業中心からの転換
川北町は、加賀平野のほぼ中央部に位置し、霊峰白山を源とする手取川の右岸に沿って拓かれた町で、手取川がもたらした肥沃な土地と、豊かな水資源に恵まれていたことから県内有数の穀倉地帯として発展してきた。面積は14.76平方キロメートル、人口約6300人の小さな町である。
昭和50年代に町は将来のため、農業を中心とした施策から工場を誘致する施策に方針転換した。ソニー、東芝、日立の中小型液晶事業を統合した「ジャパンディスプレイ」の工場を筆頭に、これまで製造業を中心に多くの企業誘致を手がけてきた。























