一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第26回> 静岡県長泉町・人口が増え続ける「奇跡の自治体」 温暖で企業進出盛ん 豊かな税収、子育て支援充実
住宅新報 2016年11月29日 号 18面
世界不況時も地価上昇
リーマンショックによる世界的景気低迷の影響で、10年の地価公示は全国地価上昇地点がわずか6地点と、1970年の調査開始以来過去最低となった。そのうち2地点が静岡県東部、富士山の裾野に広がる当時人口約4万人の長泉町である。16年の地価公示、地価調査でも上昇を続けており(グラフ参照)、町内で人気の下土狩、中土狩、上土狩地区では坪50万円以上の宅地価格が多く、首都圏近郊のベッドタウンの地価に匹敵する水準である。
長泉町は、温暖な気候や豊かな水資源(水道料金は全国一の安さ)にも恵まれ、また、JR三島駅北口に隣接し、東京へは東海道新幹線のひかり利用で約45分、12年に開通した新東名高速道路「長泉沼津インターチェンジ」を利用すると東京まで約1時間半と交通アクセスも優れている。























