マンション価格情報を公開し、仲介サービスも行っているマンションマーケット。31歳の若き社長がかじ取りを担う。新卒でリクルートに入社。住宅情報からスーモに変わる変革期だった。「広告提案で数百社を担当した。その中で、事業者が苦労しているのを見て、自分に何かできないかと思ったのがこの業界に入るきっかけ」。
特に仲介手数料に疑問を持った。地方エリアの鹿児島、静岡を担当していたとき、首都圏とは物件価格が違う。物件価格が10倍異なると手数料も比例するが、仕事にそれだけの差はない。その思いが、仲介サービス「スマート売却」を生んだ。中古マンションの売却に特化しており、手数料を一律49万8000円で提供している。
また、物件情報を誰でも手に入れられるシステムの提供も起業した頃の思いからだ。「日本にはレインズはあるが、米国ではすべてオープンで、価格情報は誰でも手に入れられる。情報の多寡ではなく、本質的な不動産のプロの業務が米国ではフォーカスされている。本質的な仲介に消費者も目を向けていないという課題を感じていた」。























