〝スケール〟強みに難局打開 動き出す全宅連「ビジョン」 大阪宅建で先駆的取り組み 中小会社こそ「農耕型」
住宅新報 2016年10月25日 号 1面

大阪宅建が定めた具体的実施テーマ
「ハトマークグループ・ビジョン」は、全宅連のシンボルであるハトマークにちなんで名付けられたものだが、2025年への目標実現に向けて策定したものだ。大きな目標として2つ掲げており、「地域と密接な関わりを持ち、継続的な地域活動を行うことにより、地域の笑顔を増やす」ことと、「ハトマーク会員の取り扱い件数の増加を目指す」といったものだ。
地域と密接に、そして継続的に関わるために必要なのが「農耕型」の活動。地域に根差した協会会員であれば、強みとして今後も継続的に展開していくことができる。また、その活動を協会全体のスケールを生かして更に推進し、最終的には会員企業の業績拡大につなげることが重要となる。
この目標を達成するために大きな柱として掲げたのが「スケールメリットを生かした情報共有と発信」「地域まもり手、地域への貢献・まちづくりのお手伝い」「資産まもりの担い手、人を育てる」「ハトマークグループのネットワーク化の強化」の4つだ。具体的には、全国10万社のネットワークを活用した様々な情報共有・活用による資質向上、地域貢献活動の推進、教育研修制度の有効活用などだが、ここで重要となるのが、それぞれの地域や実状に合わせた内容だ。専門チームによる検討会の下、2年をかけて大まかな全体像である「ビジョン」を策定した全宅連は、それぞれの協会に「協会版ビジョン策定」を提案。それに応じた6協会が昨年1年間かけてそれぞれのビジョンの策定作業を行ったが、特に大阪府宅建協会の「ビジョン」が、具体的な実践に移っていることなどから高く評価されている。






















