一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第19回> 兵庫県明石市・活性化図る駅前再開発と課題 集約で回遊性に懸念 「一歩足伸びる」商店街へ
住宅新報 2016年10月11日 号 12面
明石駅前南地区は、1日約10万人という県内第3位の乗降客数を誇るJR明石駅や国道2号に接し、南は淡路島での回路を結ぶ交通の要衝であり、明石の玄関口、市内最大の商業集積地でもある。しかし、98年の明石海峡大橋開通により海上ルートの利用が減少。明石駅と港との間の歩行者の回遊性が大きく低下し、加えて大規模小売店舗(ダイエー)の撤退により商店街の売り上げ減少、中心市街地の衰退が大きな課題となっていた。
マンションは完売
そのため明石市では10年11月、中心市街地活性化基本計画を策定し、市民や観光客へのサービスを改善し便利で満足できる中心街、回遊環境を整え地域資源を活かした快適で楽しい中心市街地――をコンセプトとした活性化方針を掲げている。この核となる事業が明石市駅前南地区の駅前再開発事業である。























