一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第17回> 和歌山市・動き出した「まちなか」活性化事業 まず南海、JR駅前から 再編小中学校の跡地活用も
住宅新報 2016年9月27日 号 12面
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和歌山市は、江戸時代は江戸幕府御三家の紀州徳川家55万5千石の城下町として栄え、江戸後期には約9万人の人口を擁する全国8位の近世都市だった。明治以降も、鉄鋼、化学などの重化学工業と、古くから地域に根ざした中小企業を中心とする繊維、木工、皮革などにより、20世紀末まで市街地が拡大し、人口が増加する成長都市であり、97年には中核市に移行した。
しかし21世紀に入り、地域経済の衰退により、人口は減少傾向で推移。また中心商業地の衰退は著しく、かつての地価公示最高価格地・ぶらくり丁商店街(基準地5-3)は、過去10年間で45%程度下落。さらに南海和歌山市駅の駅ビルに出店していた高島屋和歌山店が14年8月31日に営業を終了し、撤退による中心市街地の一層の空洞化が懸念されている。























