明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第148回 都市の隙間 私有地、駐車場の景観対策を
住宅新報 2016年8月30日 号 4面
【学生の目】
私有地、中でも建物が建っていることが多い都市の私有地は、建物の敷地として境界線が明確になっていて、特別の用件がある場合以外、第三者が立ち入ることができないことが多い。土地所有意識が強い日本では、土地所有権に含まれる、使用権、収益権、処分権のそれぞれについて範囲を明確にすることが通常で、他人の土地を自由に利用することはできないのだ。
そのような見方に慣れてきた目には、写真の土地が不思議に見えた。まず、道路のようで道路ではない。理由は、片側には側溝がなく、もう片側は蓋のない溝で通常の道路構造と異なる上に、路面に書かれた文字や線が道路と異なるからだ。次に、敷地延長部分のようでもあるが、敷地の一部でもない。さらに、公有地でもない。























