不動産業課の係長として、90年代半ばに不動産証券化市場の環境整備に関わった。約20年が経った現在、近いポストに再び就任。今春に策定した「不動産投資市場の成長戦略」に基づき、地方都市での普及を含めて更なる市場拡大を目指す。
単に規模を追うだけではない。目下の施策として、複雑な市場を観察するための指標の整備を挙げる。それによって市場の実像が分かれば、投資が過熱の様相を呈したときでも「本来の実需に合った行動を、投資家が取れるようになる」。市場を『見える化』することで、その自浄作用を引き出す狙いだ。「証券化の〝初心〟は、不動産の価値が最大化され経済活動でうまく使われること。それを忘れずに市場環境を整備する」
自分自身が初心にかえる術は心得ている。「体、精神の一部」である柔道だ。























