一般財団法人日本不動産研究所 地域再生とまちづくり ――各都市が目指すものは <第8回> 熊本県山鹿市・交流人口の増加で活性化図る 歴史的温泉浴場も復元 観光資源生かし堅調推移
住宅新報 2016年7月19日 号 12面
人口は減少、衰退傾向
現在の山鹿市は、05年1月に旧山鹿市、鹿北町、菊鹿町、鹿本町、鹿央町の合併により誕生した。県都熊本市の北部に位置し、福岡県、大分県に隣接。北部は緑豊かな山林に覆われ、南部は田園地帯が広がり、その中心部に市街地があり、幹線道路網が放射線状に整備されている。土地利用状況は、農用地と森林の割合が高く、総面積の50%超を占める。主な観光資源は、国指定重要文化財の八千代座や山鹿温泉がある。
16年4月1日の人口は約5万2000人で県内では8番目に多いものの、熊本市から比較的距離があり、市内にはJR駅や高速のインターチェンジもなく、また主要産業もないことから、人口減少傾向が続いている。その結果、住宅地の地価も10年以上下落傾向が続いている。住民の高齢化も進行し、新規の宅地需要が増加することも考えにくく、将来的にも地域の衰退化が継続すると考えられる。























