明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第143回 角地の土地利用 地域の印象をよくするには
住宅新報 2016年7月19日 号 4面
【学生の目】
浦安の閑静な住宅街。休日の散歩の時のことだ。曲がり角に違和感を持った。それは道路ぎりぎりまで建物があり、息苦しさを感じさせるものだった(写真)。他の敷地と比べても建物が敷地いっぱいに建っていて、交差点の見通しが悪いことに加え、車の接触を防止するコンクリートが置かれていて危険な印象も与える。負の連鎖だ。なぜここまでぎりぎりの建物が建てられたのか。
調べると、特定行政庁の定める角地では建ぺい率が10%加算される建築基準法第53条第3項に該当する角地だ。建ぺい率制限は、敷地内に空地を確保し、通風や日照を確保して住環境を確保するほか、延焼を防ぐなど防災とも関係する。角地は道路1本分の空閑地を持つから、10%加算される。この恩恵を最大限生かしたと思われるのが写真の土地だ。























