看護・介護職不足解消に新ルート ベトナム看護大と提携 戸倉氏らがNPO法人 日本で即戦力の人材育成
住宅新報 2016年4月19日 号 4面
この協会は、マンションや病院建築の設計を手掛けるドムスデザイン代表取締役の戸倉氏が理事長となり、副理事長には海外事業・介護コンサルタントの田口三喜夫氏とベトナム国医師・生物学者の青井幸司氏、理事には看護師の輿石光希氏らが就任して発足した。戸倉氏は、看護師として大学病院に勤務した後、病院の環境を変えることで患者を元気にしようと一級建築士になった異色の経歴の持ち主。昨今の医療・介護現場で深刻化する人材不足解消のため海外に目を向け、中でもベトナムは親日の国で、日本人とも肌感覚が近いことで注目していたという。
今回提携したのはグエンタットタイン大。経済、社会、健康など多くの専門学部を持つ総合大学。中でも看護学科は2700人の学生が在籍し、毎年1000人の卒業生を送り出している。同大学のグエン・ハング会長によると、「多くの学生が日本への憧れを持っていて、現在700人ほどが日本での就職を希望している」という。
マネキンの寄贈は、協会理事が昨年末に訪れた際、教材のマネキンが古かったため、最先端のマネキンが必要と判断。その上で日本の看護師を教育担当として派遣することも決めていた。贈呈したマネキンは、協会の呼びかけに対して東京板橋区のいたばし倫理法人会が協力(一体分を寄付)した。海を渡ったマネキンは寄贈主の名称から「りんりん」と名付けられた。























