競売不動産取扱主任者 8月1日より申込受付開始 試験日2026年12月13日(日)

様々な不動産情報が盛り沢山!

スタンダード会員限定ひと 地域貢献に新戦略練る 東京・足立区の老舗北澤商事の社長になった北澤敏博さん

住宅新報 2016年4月12日 号 2面

連載: ひと

総合
北澤敏博さん

北澤敏博さん

 創業60周年のタイミングで北澤艶子前社長からバトンを引き継いで約半年。これまでも専務として会社全体をみてきたが、「改めて身の引き締まる思い」という。

 関東厄除三大師の一つである西新井大師のお膝元(大師前)に本店を構える。地元住民との距離は近く、道で会えば必ず声を掛けられる。「社長という呼び方が慣れないらしく『敏ちゃん』『敏さん』と名前で呼ばれることが増えた」と笑う。

 元証券マン。海外勤務も経験した。北澤商事に入社したのが20年前。当時は定期借地権が登場した頃。土地を手放すことなく有効活用したいと望むオーナーに定借でロードサイド店舗を誘致する方法を提案。高齢のオーナーはテナントのマクドナルドのことを知らなかったが、『北澤さんならば信用できる』といって承諾してくれたのもいい思い出。「今後は地域の高齢化に対応するため信託も勉強したい」と意欲的だ。

 地元活性化も大きな課題。「この西新井エリアに人を呼び込みたい」と知恵を絞る。近くにある外国人観光客向けのホステルと連携し、宿泊客が祭りで神輿を担ぐ体験が出来るアイデアも。自治体に掛け合い、花祭りの時期に巡回バスを運行する提案も実った。

 1カ月前に、念願の北千住支店をオープンし5店舗体制とした。付き合いのある不動産会社が『北澤商事さんならば』と、駅に近い好立地の店舗を提供してくれた。日頃の交流の賜だ。

 北千住は大手不動産会社が軒を連ねる激戦地。「まだ手探り状態だが、地主さんも出店を喜んでくれている。しっかり軌道に乗せたい」と新たな決意に燃える。

 地元の信頼を第一義とする同社だが、更なる信頼確保に向け、どんな戦略を打ち出すのか楽しみだ。勤続30年の常務と証券会社時代からの部下が脇を固める。 現在他社に勤めている息子も数年後には戦力に加わる予定。東京都出身、54歳。 「趣味は禁煙」と笑った。 (井川弘子)

求む!買取物件 価値ある中古不動産の売買はムゲンエステート住宅新報別冊 不動産テック.BIZ Vol.14 最新号発行 不動産×ITの最新トレンドをお届け会員会社(賛助会員を含む)のプレスリリースを一元的に集約・掲載する情報発信サイト マンション管理プレスリリースセンター

関連サービス