日本不動産研究所<第36回> 地価で見る全国の都市 ――市街地活性化と課題 群馬県前橋市 総合再生計画で高まる機運 新たなコミュニティ拠点も
住宅新報 2016年2月16日 号 14面
6年連続の全国最下位
モータリゼーションの発達による中心市街地の衰退傾向は全国多くの地方都市で共通する課題であるが、前橋市はその典型的な事例となっている。グラフ(上)は全国都道府県の県庁所在市別相続税最高路線価について下位都市の推移をまとめたものであるが、前橋市は07年から6年連続で全国最下位という不名誉な記録を持ち、現在も鳥取市に次ぐ下から2番目に位置しており、その衰退ぶりがうかがえる。
もっとも群馬県にはターミナル駅を有する高崎市があり、当該高崎市の最高路線価は前橋市の1m2当たり13万円に対して2倍以上の31万円で、全国ランクでは中位圏にある。グラフ(下)は前橋市と高崎市の中心商業地にある最高価格公示地の価格の推移をまとめたものであるが、高崎市と比較して前橋市の地価の落ち込みが大きいことがわかる。























