明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第120回 賃貸住宅の再生 建物一体利用で特徴付けを
住宅新報 2016年2月9日 号 4面
【学生の目】
空き家問題が深刻化している。対策として政府は15年5月26日、空き家対策特別措置法(略称)の関連規定を施行した。空き家が多いと地域の印象が悪くなる、利用しない建物は老朽化が急速に進み、やがて倒壊、災害、さらに犯罪の危険性が高まる。価値を生むはずの建物がマイナスの価値を与えてしまう。
街でマイナスの価値を感じる集合住宅を見かけた(写真)。まず、利用されている場合に感じる活力がない。次に、建物のデザインと材料が気分を暗くする。おしゃれなアパートも増えているので、軽量気泡コンクリートのままだと不快と感じる。勾配屋根なのに庇(ひさし)がないのも不安感を持たせる。形のバランスだけでなく、雨や日照のコントロールに配慮がない不安だ。























