日本不動産研究所<第33回> 地価で見る全国の都市 ――市街地活性化と課題 新潟市 ようやく動く大和百貨店跡地開発 古町地区復活の期待担う
住宅新報 2016年1月26日 号 12面
都市計画案を可決
15年11月の新潟市都市計画審議会で、古町地区に所在する大和百貨店跡の再開発計画に係る第一種市街地再開発事業の都市計画案が可決された。新潟市の旧来からの商業地である古町地区は、別掲グラフのとおり、他の商業地区と比べて下落が著しく、また長期にわたって衰退トレンドにある。このような下落基調に歯止めをかけ、また反転させる鍵となるのが今般審議会が可決した大和百貨店跡の再開発事業である。
古町地区は、かつては日本有数の遊郭で江戸時代には京都・大坂・江戸の三都に次ぐ番付であった。その後、市内の堀が整備され新潟港に北前船が寄港するようになると一帯は更に発展を遂げた。明治時代になると、法改正や明治新潟大火の影響もあって遊郭は移転し、芸事が中心の花街へと変化した。























