明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第118回 下駄履きマンション メリット、デメリットを考える
住宅新報 2016年1月26日 号 9面
【学生の目】
千葉市に幕張ベイタウンという集合住宅群がある。街並みはヨーロッパ風で他の住宅群と比べると雰囲気が全く違う。その要因は二つある。一つは建物が敷地いっぱいに建っていることで、もう一つは下駄履きマンションとなっていることだ。
下駄履きマンションとは、建物の1階や2階を店舗、事務所、駐車場など非住居にし、それより上部を住宅にしたマンションのことだ(不動産用語集より)。マンション地域といわれることもある中高層住居専用地域のうち第一種では500m2、第二種では1500m2までは店舗等にすることができるが、下駄履きマンションを想定したものだ。住宅はもとより事務所と比較しても店舗の収益性が高いことから、以前はマンションや事務所ビルの1、2階に店舗を入れることが多かった。しかし最近はマンションや事務所ビルの風格を出すために店舗は入れず、1階部分は立派なエントランスとすることが多い。その結果、今では下駄履きマンションは古いタイプ、または高級ではないマンションのイメージが強い。























