建築には水をほとんど使わないドライ工法と、水を多く使うウエット工法があります。以前は内部の壁塗りや外壁のモルタル塗りなど多くの水を必要としました。水を使う漆喰やモルタルは施工が天候に左右され、工期が定めにくかったのですが、石膏ボードやサイディング材の登場で水を使う工程が激減し、工期が計画通りに進むようになっています。
右官もいます
水を多く使う職人の最右翼が「左官職人」です。よく「左官職人はあって、右官職人はないのか」と聞かれますが、もちろん右官職人もいました。諸説ありますが、その一つに「差し金」を発明し、建築職人の守り神とされる聖徳太子が、神社仏閣建築工事のうち、木にまつわる仕事を「右官」、土にまつわる仕事を「左官」と呼んだことを起源にしています。「官」という位をつけないと天皇の建築する建物に出入りできなかったからで、後に「棟梁」という言葉が使われるようになると「右官」という呼称は消滅したようです。























