HOME’Sの蓄積されたデータを活用して、最適な広告の配信や不動産会社のサイトを最適化する、いわゆる「プライベートDMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)」を提供する事業を担当。その「NabiSTAR」(ナビスター)事業を14年の7月立ち上げ時からこれまで推進している。「ナビスター事業は、単なるツールを売るのではなく、これまで培ったノウハウを活用して、顧客と一緒に課題を考え、アウトプットを作るところまで含めてサービスとして提供しています」
ただ、どうしてもシステムとして高価になってしまう。そこで、現在、ナビスターレポートβ版というDMPを無料で先着100社に提供中。企業規模に関係なく、利用してほしいからだ。「不動産会社のためにもっとよくなることをするのが、会社の姿勢。まずは、不動産会社の課題を発見して、レポートにすることを考えました。ナビスターではいなかった地場の賃貸業者、仲介会社などが申し込まれていて、いい接点が持てます」
04年に慶大法学部を卒業して入社。ビジョン、方向性が自分と合ったという。「居心地がいいというと生ぬるく聞こえますが、厳しい面も含めて空気感が合ったといえます」
入社時50人ほどだった従業員は、現在、海外子会社を含めて800人。「成長を見込んで入社しましたが、ここまで成長するとは思いませんでした」と率直に話す。同社の井上高志社長の方針では、「10年で子会社100社、100人の経営者の輩出を目指す」としており、「もっと成長していきます」と力強く語る。
埼玉県浦和市出身、33歳。可愛い盛りの娘さんがいる。趣味は、ハンバーガーの食べ歩き。1個1000円以上する本格派を食す。また、競争戦略を考えるのが好きだ。
今後は、データ活用の幅を広げたいという。「不動産はもちろん、不動産以外の人材業などとの連携やデータ融通をして、更に視野を広げていきたいです」。好きな言葉は、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」。会社も人も、更なる成長は約束されているようだ。 (近藤 隆)























