営業中ホテルでインバウンド防災訓練 日英中韓の4カ国語で避難呼び掛け 住友不ヴィラフォンテーヌが上野店で
住宅新報 2016年1月19日 号 9面
外国人宿泊客が5割超を占める東京都台東区小島にある住友不動産系ビジネスホテル「ヴィラフォンテーヌ上野」(全186室)。営業中の1月12日午後1時過ぎ、東京湾に震度5強の地震が発生、7階客室から出火したという想定でインバウンド対応型の防災訓練は始まった。
日本語と英中韓の3カ国語で「ただいまより消防訓練を行います」という館内放送の後、火災報知機が作動。「火事です。火事です。7階で火災が発生しました。落ち着いて避難してください」と呼び掛ける。ホテルスタッフ3人が役割分担しながら、出火階と直上階の客室確認と避難誘導、けが人対応を行う一方、消火器・消火栓を用いた初期消火活動、防災無線やSNSによる連絡などを行う。
営業中でしかも想定シナリオなどを教えないブラインド型の防災訓練はホテル業界の中でも珍しい。実際、訓練中に7階の上下階の宿泊客から「何事か」という質問が飛び、ホテル関係者が「トレーニング、トレーニング」とやり取りする一幕もあった。























