明海大学大学院不動産学研究科博士前期課程2年に在学中、不動産鑑定士論文式試験で最高点を獲得し1位で合格した。4月から日本不動産研究所に就職が決まっている。
難関資格である不動産鑑定士の試験にトップで合格できた勉強法を聞くと、「各科目を重点的に勉強する時期を決めること、暗記と問題演習のどちらに重きをおくかといった各科目の特性に合わせた勉強法」を挙げる。
一方で、「不動産鑑定士試験の難しさは、数多くある試験科目をそれぞれ、どの程度どのように勉強すればよいのか、暗中模索しなければならないこと。最後に重要となるのは『絶対不動産鑑定士になりたい』という強い気持ちではないか」と話す。
モチベーションの維持では、明海大学で学ぶことにメリットがあった。
「実務を経験している大学院の先生から、通常の鑑定評価の話だけでなく、珍しい案件の話なども聞くことができ、鑑定士への興味が深まった。自分が将来鑑定業務を行うことをイメージし、合格まで気持ちを維持した」
不動産鑑定士を目指したのは、慶応大学経済学部に通う4年生の時だった。
「大学1年の時、何もなかった通学途中の駅周辺は、在学中に数多くのマンションや商業施設が建設された。再開発で変わりゆく街並みを見て、不動産に興味をもち、鑑定士の受験を決めた」
今後も勉強を続けることに意欲を見せる。
「鑑定士として実務の経験を積んでいき、不動産鑑定という土俵をもちつつ、海外の鑑定士資格の取得や、証券化関連業務なども行ってみたい」
趣味は食べ歩き。特に好きなのはラーメンだ。
「いろいろな街を訪れて街並みや再開発の状況を見ることも好きだが、街を訪れる一番の目的はラーメン(笑)。日本初と言われているラーメンを食べるため、東京から水戸まで出かけたこともある」
トップ合格を果たしても謙虚さを失わない23歳の好青年。今後に期待したい。(贄川圭介)























