明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第109回 地下に設ける地上権 都市を支える「見えない」手法
住宅新報 2015年11月17日 号 4面
【学生の目】
東京都千代田区の神田神保町は古本と学生で有名な街である。散策する街として魅力的だが、興味深い不動産事情も存在する。それは地図を見るまで気が付かないもので、東京メトロ半蔵門線の神保町駅から大手町方面に向かう線路が民有地の地下でカーブしていることである。
民有地内に地下鉄を敷設するためには、土地所有者と鉄道会社の間で区分地上権を設定することが一般的である。区分地上権は民法269条の二に定められ、設定すると、地上権のために土地の使用に制限を加えることができる。























