横須賀市、空き家の除却開始 特措法施行後全国初
住宅新報 2015年11月3日 号 2面
神奈川県横須賀市はこのほど、今年5月に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき空き家の除却を開始した。同法に基づく除却は全国初。作業は11月中旬までに終了する見込み。
当該物件は同市東浦賀に立地する。亜鉛メッキ鋼板葺きの木造平屋建てで、延べ床面積は約60m2。同市によると、外周部や建具などが老朽化して倒壊の恐れがあり、前面道路にも部材が飛散し危険な状態にあったという。所有者や管理者を探したが、固定資産税情報を取得しても特定できなかったため、同法が定める「特定空き家」に該当すると判断。市町村が強制執行により除却できる、との規定にならい公費による除却を決めた。解体費は約150万円。
除却後の活用策は未定。公売にかける選択肢もあるが、「階段を上った先の立地で、交通利便性がよくない。恐らく売れないだろう」(同市)。そのため、更地の状態にしておく可能性が高いという。


























