明海大学不動産学部 不動産の不思議 学生たちの視点と発見 第104回 戸建て住宅の駐車スペース 敷地狭くても工夫次第で
住宅新報 2015年10月13日 号 9面
【学生の目】
まだ収入が少なく予算に制約がある若者が車を買うとき、小さな新車を買うか、大きな中古車を買うか迷う。最近は軽自動車が売れているので車の分野では前者がトレンドのようだ。住宅でも同様に予算に合わせた新築を選ぶか、広さや場所を優先して中古を選ぶか、大きな問題だ。住宅の分野では、既存住宅の有効利用や流通を活性化することがトレンドであると勉強しているが、街を歩くと写真のような新築住宅を見かける。
日本は国土面積に対して人口が多く、都市部では建物を建築する際に土地の有効活用を熟考しなければならない。写真では間口が狭く、十分に広いとはいえない土地に、駐車場を持つ戸建て住宅が連続的に建っている。道路に近い部分の建物の幅が狭くて貧弱な感じがする。延べ面積を確保する必要から、駐車場や玄関を取り囲むように建物が雁行していて不安定だ。平面が不整形だと屋根も複雑となり、乱雑な感じになる。さらに、隣り合う住宅が異なる形状と色彩で不統一感がある。























